
storage battery system
蓄電池システム
蓄電池システムとは、電気を貯めて必要な時に使えるようにするシステムのことです。太陽光発電と組み合わせて使われることが多いですが、単独で設置することも可能です。災害時のバックアップ電源として利用できるほか、電気料金の節約にも繋がります。

家庭用蓄電池とは?
家庭用蓄電池は、家の電気を貯めて必要なときに使える設備です。昼間に太陽光発電でつくった電気や、電気料金の安い時間帯に購入した電力を蓄え、夜間や停電時に活用できます。これにより、光熱費の節約や、災害時の電力確保が可能になります。


家庭用蓄電池メリットとは
☆電気代が安くなる
割安な時間帯に電気を蓄電池に貯めておき、 割高な時間帯に使用することで電気代を安くできます。また、太陽光発電システムがあれば発電した電気を蓄電池に貯められるので、昼間は発電した電気を使い、余剰電力は蓄電池へ貯め、発電できない夜や早朝に蓄電池の電気を使用することで、電力を買う量を減らすことができます。


☆災害時や停電時でも安心
災害時などで停電が起きた際にも、蓄電池があれば一定時間なら電気が使えます。また夜間に使い切ってしまっても、太陽光発電が設置されていれば昼間に発電した電気を貯めておけるので停電が長期化しても大丈夫です。なお、蓄電池には普段通りに家全体へ電気を供給する全負荷型と、あらかじめ決めておいた部屋や家電にのみ供給する特定負荷型があり、費用も異なります。
☆売電単価が下がっても自家消費できる
2019年11月から続々と固定価格買取制度が終了する卒FITの家庭が増えています。卒FIT後は売電価格が大きく下がるため、発電した電気を売るのではなく、貯めて使うにシフトすることで、無駄なく効率的に電気が使えます。FIT制度終了後の電気の活用方法について詳しく知りたい方は「卒FITとは?FIT制度のおさらいと自宅に最適な余剰電力の活用法」をご覧ください。

停電時の備え
蓄電池があると、停電時にも電力を供給できるため、非常時の生活をサポートします。台風や地震などの自然災害による停電が発生した場合、家庭内の電気が完全に遮断されてしまうことがありますが、蓄電池があれば蓄えていた電力を使用できるため、最低限の電力を確保できます。


